宮沢賢治はたいへんな浮世絵好きでした。 大正5(1916)年8月17日、彼が20歳の夏、ドイツ語の勉強のため上京した際、親友の保阪嘉内に送った手紙の中に、次の2首の浮世絵に関する短歌があります。 歌まろの 乗合船の 絵の前に なんだあふれぬ 富士くらけれ…
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